住宅ローンの借り換えは思いのほか大変です。
私自身大きなリフォームをすることになったので住宅ローンからリフォーム一体型住宅ローンに借り換えました。実際に住宅ローンの借り換えをしてみると、住宅ローンとは違う注意ポイントがあります。
私の体験を元に借り換えをする前の準備について役立ったことを中心にしたことをお伝えしたいと思います。
まずは住宅ローン借り換えの勉強
住宅ローンの借り換えの準備をする前に勉強をし直しました。あとで後悔しないためにもここにはある程度時間をかけました。
ここでは学んで役に立ったことを簡単にまとめました。
借り換えの流れのイメージ
ローンの勉強を通じて借り換えの一連の流れをイメージできるようになりました。
自分の現状把握であったり必要な書類であったりと前もってできることを知ることができました。
諸費用
ローンの諸費用は高額になります。
その内訳や全体の費用がわかり、リフォーム内容の検討にも役立ちました。
最初に利用中の銀行に相談
今回、一番助かったことでもありますが、同じ銀行でも別の住宅ローンに借り換えることができる可能性があります。
また、別の銀行で借り換える場合でも一括返済は申請してすぐにできるものではないので利用中の銀行とは借り換えが終わるまで良好な関係の方がよいそうです。
借り換え前の準備
勉強したことを踏まえて、次の内容を決めました。
借り換え時の借入金額を把握する
現在の借入金額を確認
まずは現在の住宅ローン返済残金を確認しました。
現在の状況がわかる書類はなかったので銀行に行って確認しました。
返済可能な借入金額を決める
月々の返済金額をシミュレーションして返済できる借り換え金額を決めました。
調べた限りでは、ほとんどの銀行のホームページでシミュレーションできます。
リフォーム予算を決める
リフォームに使える予算は、借り換え金額から現在の住宅ローン残金と諸費用を引いた金額になります。
『リフォーム予算』 = 『借り換え金額』ー『現在の住宅ローン残金』ー『諸費用』
諸費用は高額なので注意が必要です。
これでリフォーム予算が決まりました。
リフォーム内容と費用の総額
リフォーム内容を決める
リフォームしたい内容をすべてリストアップしました。そこから優先順位を決めておきました。
リフォームの見積もり
リストアップした内容で業者さんに見積もりをお願いしました。私は3社相見積もりしました。
別記事で紹介しますが、相見積もりは絶対やった方がいいです。
予算内でできるリフォーム内容の検討
見積もりが揃ったところで予算内に収まるようにリフォーム内容を検討しました。
リフォーム会社の決定
あとは総合的に判断してリフォーム業者さんを決め、仮契約しました。
銀行選び
銀行選びは借り換え金額を決めるときには決まっていました。
金利が安いネット銀行か融通が利く地方銀行かでかなり悩みましたが、最終的にはもともと利用していた銀行で借り換えを選択しました。
以下は私なりに調べた簡単な印象です。
ネット銀行は金利が安いですが手続きが大変でリフォーム内容は融通が利かなそうな印象でした。
一方、もともと利用していた地方銀行の場合は、金利は変わらないもののリフォーム内容は融通が利くといった印象でした。
特にリフォームの一環でエアコンを買いたい場合はネット銀行のリフォームローンでは厳しそうでした。
ローンの借り換え本おすすめ3選
ここではローン借り換えの勉強で役に立った本3選を紹介したいと思います。
ここで紹介する書籍は「kindle unlimited」に登録すると1冊の価格ですべて読むことができ、そのほかの書籍200万冊以上が読み放題になります。初めての方は無料期間もあるので試してみてはいかがでしょうか。
住宅ローンのしあわせな借り方、返し方
リフォーム一体型住宅ローンへの借り換えは月々の返済額が必然的に増えます。
住宅ローンを「返せるかどうか」という観点でいろんなことを気づかせてもらえた一冊です。借り換えといえど住宅ローンを組み直すわけですから、一読してみてはいかがでしょうか。
住宅ローンかしこい借り方・借り換え方
住宅ローンの基本から借り換えで得する方法まで書かれています。
図や表が多く解説もわかりやすいので、ポイントをおさえながらサクッと読めるのでおススメです。
住宅ローン借り換え失敗しない方法
住宅ローンの借り換えの際にかかる費用や手続きで必要になる書類は何かなどを知るのに役立ちました。
すべてが一致するわけではないですが費用や必要書類のイメージできる一冊です。
まとめ
今回は住宅ローン借り換え相談の前に準備したことを紹介しました。
住宅ローンの返済は長いので、悔いが残らないよう勉強してから相談することをオススメします。
他にも別記事で住宅ローンの借り換えについて紹介しているので少しでも参考にしていただけたらと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。