2020年2月に京都大学からPyrhon初学者に向けた教材『プログラミング演習 Python 2019』が無料で公開されました。
この教材はプログラミングの基本を学びつつ、アプリケーション開発の流れも教えてくれます。
そして、実際にプログラムを書けるようになること、つまづいたところから乗り越えることができるようになることをサポートしてくれます。
京都大学学術情報リポジトリ
https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/handle/2433/245698
こんな人におすすめ!
- はじめてPythonを学ぶ人
- Pythonの基礎は学んでいてアプリケーション開発をしてみたい人
初心者がプログラムを自分で1から開発するのは相当ハードルが高いです。
はじめてPythonを勉する人もプログラムを書きながら学習できるので、とても分かりやすいと思います。
また、Pythonの基礎は学んだけど、アプリケーション開発はどうしたらいいのかわからないという人にも向いています。教材の到達目標の一つにも以下の項目があります。
Python を用いて簡単なプログラムを自ら設計、実装、テストできるようになる
プログラミング演習 Python 2019より引用
設計手順から例題を使って教えてくれるので本当に助かりました。
何から始めるのか、どんなプログラムの組み立て方をしたらいいのかなど本書では一例だけですが参考になりました。
学習の流れ
全体を通してIDLEという開発環境でプログラミングします。この開発環境では2通りの方法でプログラムの実行ができます。
- 対話モードでコードを入力して実行
- プログラムのコードを保存したファイルから実行
この2つのモードを使い分けながら演習を進めていきます。
要所要所でどちらの方法でやるといいか教えてくれるので心配ないです。
対話モードはわからない命令があったときにすぐ実行して確認できるので便利です。
感想
各章の初めに目標が設定されていて何を勉強するのかはっきりしていてわかりやすいです。
章の最後には課題があり、自力で解くので力もつきます。参考になるような答えがあると嬉しかったですが、内容を理解していれば解けると思います。
さすがに後半のアプリケーション開発の章の課題は難しいですが、今、頑張って元のプログラムを改造しています。
まとめ
今回紹介した教材は以下のサイトから入手できます。
京都大学学術情報リポジトリ
https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/handle/2433/245698
元々Pythonには興味があったのですが、これを機にPythonでのプログラミングを始めようと思います。最終的にディープラーニングやデータサイエンス関係のプログラミングができたら良いなと思います。