低スペックPCを再利用する際、Windows10や最新版Ubuntuは重くなりやすいです。
そんな時には無料でかつ軽量なLinuxディストリビューションがおススメです。
Linuxディストリビューションとは
Linuxは本来カーネルのことを意味します。
カーネルとはハードウェアとソフトウェアを仲介する部分のことで、OSとして動くにはソフトウェアが必要です。
Linuxカーネルと様々なソフトウェアが組み合わせOSとして動作するものがLinuxディストリビューションです。
組み合わさるソフトウェアによってディストリビューションの特徴が異なり、数多く存在しています。
軽量Linux3選
今回は軽量Linuxのなかでも開発が継続していて日本語化できるディストリビューションを紹介します。
これから紹介する3つは大抵のPCで動作すると思いますので、どれが選ぶかはデザインなどの好みで良いと思います。
Xubuntu
Ubuntuの派生ディスクリプションで比較的軽いOSです。LTS(長期サポート版)もあります。
システム要件
・CPU :64bitプロセッサ
(推奨:1.5GHzデュアルコアプロセッサ)
・メモリ :512MB(推奨:1GB)
・ディスク容量:8GB(推奨:20GB)
Xubuntu LTSダウンロードページ
上記サイトより『64ビットPC(AMD64)デスクトップイメージ』をダウンロード
Linux Mint
軽量Linuxとして有名なディストリビューションです。使いやすさにフォーカスをあてていて、mintToolsと呼ばれる独自テーマを提供しています。
動作条件
・メモリ :1GB(推奨:2GB)
・ディスク容量:9GB(推奨:20GB)
・解像度 :1024×768以上
Linux MintはUbuntuをベースにしているので、Ubuntuコミュニティのヘルプやアドバイスを適用できることが多いです。
Linux Mintダウンロードページ
上記ページの「リンクをダウンロード」から好みの「エディション」を選び、「ミラーをダウンロードする」から適当なLOCATIONのMIRRORをクリックしisoファイルをダウンロードする。
Puppy Linux
軽量Linuxの代表格。このディスクリプションは様々なバージョンがあり、システム要件や日本語化できるかなどが異なります。今回は日本語版5.x系を紹介します。
動作条件(5.x系 Precise-571JP)
・CPU :Pentium 166MMX
・メモリ :128MB(推奨:256MB以上)
・CD-ROM:20倍速以上
このディストリビューションはハードディスクを必要としません。さらに、CDやDVDで起動した後、DVDドライブをほかの目的で使用することができます。
Puppy Linux日本語版ダウンロードページ
上記ページのisoファイルをダウンロードする。
まとめ
今回は軽量linux3選を紹介しました。
「Xubuntu」「Linux Mint」で重たいと感じた場合には「Puppy Linux」を試してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。