今回、思い切って人生初のゲーミングチェアEXRACING EX-001を購入しました。
初めてゲーミングチェアを購入するときは使い心地がわからないので、できるだけ安いゲーミングチェアを購入して試してみたい方も多いと思います。
しかし、1万円台のゲーミングチェアは中国製品が多く、粗悪品にあたるのではないかと不安になります。
この不安を解消してくれるのが国内メーカー企画のEXRACING ゲーミングチェアです。
今回はこのゲーミングチェアの購入から組み立ても含めてレビューしていきます。初めてのゲーミングチェアにオススメですので参考にしていただけたら幸いです。
購入した理由
国内メーカー企画開発
私が購入するときに一番考えたのが国内メーカー企画であること。
製造は中国というのは価格帯を考えれば仕方がないことですが、購入後のサポートがきちんと受けられるかが重要です。
このチェアを企画開発した企業は大阪にある株式会社AMBITIONでさまざまなジャンルの商品を企画している会社です。
取扱説明書に書かれていますが、購入日から1年保証で初期不良にも対応してくれます。
困ったときの連絡方法は後半で紹介しています。
口コミで評判が良い
Amazonでは3000件の評価に対して4つ星を維持している評価の高いゲーミングチェアです。
その多くが価格に対して満足のいく性能だという意見が多かったです。
十分な機能
基本的な機能はほかのメーカーとほとんど同じで、この価格帯であれば使うには十分な機能が付いています。
ただこのチェアは細部にこだわりがつまっていて、「この価格で出来る全てを」と掲げている通りの満足のいく機能とこだわりを備えたゲーミングチェア。
- リクライニング(最大160°、無段階調整)
- ロッキング調整(固定FREE切替、強弱調整)
- 高さ調整
- アームレスト(上下昇降、3段階の回転機能付き)
リクライニングとロッキング調整、高さ調整は座ったまま操作できるこだわりの作りになっていて、ちょっとした調整も簡単です。
長時間の着座で蒸れないように通気性に優れたパンチングレザーを採用していたり、キャスターのタイヤはナイロン製で床へのダメージも最小限にしてくれたりと機能もさることながら商品のクオリティも十分です。
スペアパーツで自分好みにカスタマイズ可能
スペアページが用意されているのも選んだ理由の一つです。
部品が壊れたときにはパーツごとで購入でき、わざわざメーカーに問い合わせして部品を依頼する必要が無いのは助かります。
カラーも自由に選べるので自分好みにカスタマイズもできちゃいます。ハイエンドパーツも選べるので部分的にグレードアップもありかなと思っています。
プローゲーマーも絶賛
私がYOUTUBEでよく視聴しているプロゲーマーも愛用していて信頼度がグッと上がりました。
またeスポーツ講義を実施している京都芸術大学でも導入しているとのことで実績も申し分のないゲーミングチェアです。
実際に使ってみてのレビュー
ここからは実際に組み立てや使用感のレビューを紹介したいと思います。
組み立て
組み立てを通して感じたのは、「組み立て自体は簡単だけど重たい」ということです。
組み立ては8つのステップで、ほとんどの作業はひとりでも全く問題なく簡単に完成します。間違えやす所にはシールや刻印が入っていて、組み立てで間違えることはほとんどないと思います。
ただ梱包時の重量で約22kgなのでかなり重たいです。
一番大変だったのは組み上げた座部をシリンダにはめ込むところ。とにかく重いので説明書通りにはめ込むのはひとりでは無理でした。なので、チェアが入っていた段ボールを使って工夫したらうまくいきました。
使用感
座面はちょっと硬めの印象ですが、長時間座っていても体が痛くなることはないです。
バケットシートのホールド感は予想以上に心地よいのでリラックス効果抜群です。初めて座ったときにバケットシートの良さに驚きました。
チェアの高さは身長175cmの私で一番低いと踵(かかと)がしっかりついて膝が少し上を向くくらいで、一番高いとつま先がつく程度です。
気になるところ
購入する際に気になるところを紹介したいと思います。
パーツ不良
今回の組立で発生した不良は2つでした。
- 座部を接続するバケットシートのねじ部のタップ不良
- シリンダーカバーの割れ
1つめは座部と接続するバケットシートのねじ部のタップ不良で、4か所のうちの一か所だけタップが不十分な状態でした。力技でねじ込んだら固定されたので解決しました。
2つめはシリンダカバーの割れで開封時に一部が割れていました。これはチェアの下側で見えない部分で機能的にも大きな問題にならないと思ったのでそのままにしました。
国内メーカーの企画開発ですが、製造は中国です。やっぱり製品の当たりはずれは多少なりともあります。
交換が必要だと感じた場合はメーカーに連絡して替えのパーツをお願いしましょう。
初期不良の対応は購入から7日です。
チェアの移動
ゲーミングチェアは機能が多い分、重量も重たいです。
今回1階で組み立てた後、2階に運びましたがとにかく重たくて大変。背もたれが大きすぎで前が見えず、脚部などが引っかからないか子供に前方で確認してもらいながら運びました。
写真を撮る関係で玄関で組み立てましたが、使用する部屋で組み立てるのが一番です。
組み立ての流れ
ゲーミングチェアはある程度大きいので、組み立ても気になるところだと思います。
ここでは組み立てから取扱説明書にある一連の操作まで紹介します。
組立方法
①梱包状態
段ボールで届くとこんな感じです。サイズは84.3 x 66 x 32 cmでけっこう大きいです。ひとりで箱のまま持って移動できそうになかったので、このまま玄関で組み立てることにしました。
②箱の中身
箱の中のパーツはしっかりと梱包されていて好感が持てました。
ここからは取扱説明書のSTEPに合わせて紹介します。
STEP1
座部と背もたれを合わせます。
段ボールに入っていた緩衝材を下に敷いて傷がつかないようにしました。
STEP2
矢印のねじ穴(左右2か所合計4か所)をねじ止めします。4か所ねじを仮止めしたあと本締めで固定します。
金具側の穴が長穴になっていますが、ひとまずそのままねじ止めしました。赤丸は次のSTEPでカバーを固定する穴です。
ここで1か所ねじが締まりにくい場所がありましたが、力技で締めました。
STEP3
STEP2の金具に保護カバーをつける工程ですが、あとで調整するかもしれないと思い飛ばしました。
STEP4
アームレストを固定します。
左右を間違えないように各4本ずつねじを仮止めします。アームレストの穴も長穴ですが、次のSTEPで固定するシリンダ固定台と干渉しないように白矢印の方向にずらしてから本締めしました。
STEP5
シリンダ固定台を固定します。
パーツに刻印されている「FRONT」を座部のシール「FRONT」側にして仮止めします。
取り付けに問題が無ければ本締めします。
STEP6
ヘッドレストとランバーサポートの取付ですが、取付を忘れて最後に取り付けました。
STEP7
脚部を組み立てます。
これも緩衝材を敷いて作業しました。キャスターは力をそこまで入れなくてもカチッとはまりました。
何個かのキャスターの裏側にグリスがたっぷりついていたらふき取った方がよいです
次にシリンダとシリンダカバーを取り付けます。
STEP8
最後に座部のシリンダ固定台を脚部のシリンダに差し込んで完成になります。
が、ここが組み立て最大の難関で普通に差し込むことができなかったので、段ボールを使って工夫しました。
写真のように座部を段ボールの上に置いて、シリンダを差し込みチェアを起こしました。
脚部を差し込むと全体のバランスが悪くなるのでチェアの転倒に気をつけながら組み立てました。
完成
最後の最後にSTEP3の保護カバーとSTEP6のヘッドレスト類を取り付けて完成しました。
操作チェック
完成した後はゲーミングチェアの調整が正常にできるか確認しました。
結果は全く異状はありませんでした。
ロッキングの固定
シャフト方向につまみを引き出すとフリーになって前後にゆれて、押し込むとロッキングが固定されました。
座部の高さ調整
レバーを強めに持ち上げるように引き上げると、高さが調整できます。
つまみ部分が上に傾いた後さらに持ち上げることでシリンダが作動するので少しコツがいりそうです。
アームレストの調整
アームレスト外側のつまみを引き上げると、高さが調整できます。腕を置くところも内向き、外向きに回転するかも確認しました。
背もたれの角度調整
リクライニングの調整はチェア右側面にあるレバーを引き上げて角度を調整しました。
困ったときの問い合わせ方法
保証書兼取扱説明書の『QRコード』からLINEで連絡できます。
商品の不具合で連絡する場合は、「状況判断のために写真」と「注文番号」が必要になるので準備しておくとスムーズに話を進めることができると思います。
ゲーミングチェアEX-001基本スペック一覧
製品名 | EX-001 |
外寸(W x D x H) | W70 x D67 x H122-132 cm |
座面サイズ(W x D) | W38 x D55 cm |
座面高さ | 45 – 55 cm |
背もたれ高さ | 82 cm |
アームレスト縦幅 | 27.5 – 34.5 cm |
背もたれ幅 | 54 cm |
重量 | 梱包時 22 kg |
耐荷重 | 113 kg |
機能 | リクライニング機能 3Dアームレスト ロッキング機能 座面昇降・回転機能 |
まとめ
今回、国内メーカー企画開発のゲーミングチェアEXRACING EX-001を紹介しました。
国内メーカーだからこその安心感とこだわりで初めてのゲーミングチェアにオススメです。
YOUTUBEで紹介されていたハイエンドのEXRACINGゲーミングチェアはこちら。