借り換え先の銀行選びは悩む人が多いと思います。
同じ銀行で通常の住宅ローンからリフォーム一体型住宅ローンに借り換えた私もかなり悩みました。
結論から言うと、金利が同じで良いなら同じ銀行での借り換えがおすすめです。
今回は私の体験をもとに同じ銀行で借り換えした理由やネット銀行にしなかった理由を中心にお伝えしていきます。
同じ銀行で借り換えした理由
ネット銀行と比べて金利の高い地方銀行で借り換えした理由は、
- 手続きが楽
- お金の使い道の自由度が高め
- ATMや窓口が近くにある
特に決め手になったのは、手続きの簡単さです。
同じ銀行での借り換えの場合、役所でもらってくる住宅関係の書類は無く、手元にある書類で手続きをすすめることができました。一度、審査を通過している安心感もありました。
ネット銀行や他行にした場合、かなりの書類を自力で集めなければなりません。中古住宅の場合は役所で発行してもらう書類もあり入手が難しいものもあります。
銀行にもよると思いますが、リフォーム資金の自由度が高かったのも良かったです。エアコンも含めた家電の購入もできたので助かりました。
あと普段使っているATMが使えたり、家の近くに窓口があったりする安心感も変えたくなかったことも理由です。
ネット銀行にしなかった理由
金利ではメリットの大きいネット銀行ですが選ばなかった理由は、
- 準備する書類が多い
- お金の使い道が厳しめ
- ATMや窓口が少ない
ネット銀行を検討していて一番ネックになったのは、エアコンの費用が入らないことでした。家電量販店での購入と設置がダメなところが多く、選択肢から外れていきました。
ネット銀行でも窓口があれば手続きできますが、窓口の場合、金利があがるところもあるので注意が必要です。
給与振込やクレジットカードの口座も切り替えるかどうかも悩みました。
借り換えするときの注意点
借り換えの際に気を付けたいポイントは、
- 利用中の銀行との関係
- リフォーム内容の確認
- 準備書類の確認(中古住宅の場合)
利用中の銀行との関係
利用中の銀行とは借り換えによる一括返済などでもお世話になります。
借り換えの一括返済は申請してすぐにできるものではありません。経過利息変わってくるので、銀行とよく確認した方が良いです。
他行への借り換えの場合、トラブルが発生することもあるようなので返済が終わるまでは良好な関係の方がよいです。
リフォーム内容の確認
リフォーム一体型の場合はリフォーム内容が受け入れてもらえるかも焦点になります。
リフォーム内容すべてがローン融資の対象になるか確認は必須です。
書類準備の確認
購入した物件が中古住宅の場合、書類集めにも注意が必要です。役所で発行してもらう書類もありますが、中古住宅だと入手が難しいものもあります。
借り換えを検討する前にやったこと
利用中の銀行に相談
借り換えを検討し始めたときはネット銀行についても調べていましたが、まずは現在利用している銀行に相談して、別商品の住宅ローンを組めないか確認しました。
もともと地方銀行で住宅ローンを組んでいたのでひとまず金利は深く追求せず、通常の住宅ローンからリフォーム一体型の住宅ローンに借り換えるこができるか確認しました。
すると、最近ニーズを受けて借り換えを始めたとのことで、選択肢を増やすことができました。
最終的には金利よりも手続きの簡単さを優先して同じ銀行での借り換えを選択しました。
すでにネット銀行で住宅ローンを組んでいる方は地方銀行などで借り換えすると、金利の負担が大きくなると思います。
一度利用中の銀行に相談することをオススメします。
借り換え前に勉強
借り換えといえどもこれからの一生に関わることなので、復習もかねて勉強しました。
この記事の最後に参考にした本を紹介しています。
- 借り換えのイメージがしやすくなる
- 意外と知らない注意点がわかる
住宅ローンの借り換え本おすすめ3選
ローン借り換えの勉強で読んでおいて損はない本3選を紹介したいと思います。
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住宅ローンのしあわせな借り方、返し方
リフォーム一体型住宅ローンへの借り換えは月々の返済額が必然的に増えます。
住宅ローンを「返せるかどうか」という観点でいろんなことを気づかせてもらえた一冊です。借り換えといえど住宅ローンを組み直すわけですから、一読してみてはいかがでしょうか。
住宅ローンかしこい借り方・借り換え方
住宅ローンの基本から借り換えで得する方法まで書かれています。
図や表が多く解説もわかりやすいので、ポイントをおさえながらサクッと読めるのでおススメです。
住宅ローン借り換え失敗しない方法
住宅ローンの借り換えの際にかかる費用や手続きで必要になる書類は何かなどを知るのに役立ちました。
すべてが一致するわけではないですが費用や必要書類のイメージできる一冊です。
まとめ
同じ銀行での住宅ローン借り換えについて私の経験を元にまとめました。
借り換えを検討する際は一度利用中の銀行で借り換えできるか確認することをオススメします。
銀行選びなどの参考になれば幸いです。