「PCの容量が足りない!」
動画や写真、ゲームなど、データが増えるにつれてPCの容量はどんどん圧迫されますよね。
そんな時、手軽に容量を増やす方法が内蔵SSDの外付け化です。
これはPCに内蔵するSSDを外付けのストレージとして使えるようにする方法。
しかも新品のSSDを外付けで購入するよりも、はるかにコスパが良いんです!
この記事では、内蔵SSDを外付け化するメリット・デメリット、具体的な手順をわかりやすく解説します。
内蔵用SSD外付け化のメリット・デメリット
内蔵用SSDを外付するメリットとデメリットを簡単にまとめました。
メリット
一番のメリットは一般的な外付けSSDより安いということです。
- 市販の外付けSSDより安い
- USBで簡単接続
デメリット
組み立てよりPCの初期設定の方が少し大変でした。
- 初期設定が必要
- 簡単な組み立て作業がある
SSDの組み立てとセットアップ
それでは、内蔵SSDを外付け化する作業に入ります。
用意するもの
内蔵用SSD
今回は容量アップが目的なので、シリコンパワーの1TBを購入しました。
SSDケース
SSDケースは国内ブランドの玄人志向で安価なものを選択しました。
SSDの組み立て
SSDケースに内蔵SSDをセットしていきます。
まず、SSDケース一式がこんな感じです。

ケースの蓋を外して、

SSDを矢印方向にスライドさせて、端子に接続します。

ケースとSSDの端子が合うようSSDの向きに注意して接続します。
しっかり接続したら、ドライブ用クッションを貼ります。

蓋を閉じたらパソコンにUSBで接続するだけです。
SSDのセットアップ
PCにSSDを接続しただけでは認識しないので、SSDの初期化をしていきます。
SSDをUSB接続してPCを起動します。
Windows11の場合、Windowsボタンを右クリックして、「ディスクの管理」を選択。

すると、「ディスクの初期化」がポップアップ表示されます。「GPT」を選択して「OK」。
今回に表示されている「ディスク5」は、そのパソコンに設定されたディスクの数によって変わるので覚えておきます。

パーティションスタイルについて
MBRとGPTはどちらがいいか悩みますが、基本的には新しいタイプのGPTで問題ありません。
パーティションスタイルは下記の特徴があります。
MBR:古いタイプ、容量2TBまで
GPT:新しいタイプ、容量無制限
①「表示」→「上部」→「ディスクの一覧」を選択。

今回はディスク5なので、②「ディスク5」を選択して、③斜線部分を右クリックして「新しいシンプルボリューム」をクリック。

新しいシンプルボリュームウィザードの開始というポップアップが表示されます。

ボリュームサイズはそのままで最大の値にします。

ここもそのままで次に進めます。

パーティションのフォーマットは今回は「exFAT」にしました。

今回は写真やビデオのバックアップ用なので、ほかの機器への互換性を優先し、「exFAT」にしました。
windowsで普通に使用するのであれば「NTFS」でも良いと思います。
完了画面になり設定が完了です。

ディスクの管理の初期画面でボリュームが追加されました。

あとは、いつも通りに使用できます。
まとめ
内蔵SSDの外付け化は、PCの容量不足を手軽に解消することができます。
この方法は、コスパを重視する方にとって、手頃な価格でストレージを大幅に拡張できる非常に魅力的な方法です。
必要なものは新しいSSDとSSDケースのみ。
PCの容量不足に悩んでいるなら、ぜひこの方法を試してみてください。