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PlayStation3(PS3)のHDDをSSDへ交換

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PlayStation3(PS3)のHDDが壊れてしまったためSSDに交換したので紹介します。

実際のSSD交換はやってみると意外と簡単でした。データのインストールもSSDになると早いので思っていたより全体の作業も早く終わりました。

PlayStation3の型番

型番:CECH-4300C

今回、SSDに交換した型番はPS3最終モデルの4300シリーズです。

型式によって、HDDの取り出し方法が異なります。

準備

交換前に次のアイテムを準備しました。

  • SSD(256GB)
  • USBメモリ(PS3システムソフトウェアアップデートファイル入り)
  • プラスドライバー(サイズ:1番)

SSD

今回はシリコンパワーの256GBSSDを購入しました。

3年保証で価格もお手頃なのと中古PCでもSSDに交換して問題なかった実績があったので選びました。


データに余裕を持ちたいなら500GBですね。

OSインストール時にフォーマットされるのでフォーマットは不要。

容量はHDDでの使用状況を踏まえて選ぶのが良いかと思います。

SSDを詳しく知りたい方はこちらを参照してみてください。

【SSD規格一覧表でわかる】SSD規格の解説と型番の調べ方 SSDの交換や増設をするとき、規格がわかりづらくSSD選びで悩むことがあります。 そんな悩みを解消するためにSSD規格の主流規格...

USBメモリ

PS3システムソフトウェアアップデートが約200MBなので最近のUSBメモリであれば、容量の問題は全くないと思います。

PS3システムソフトウェアアップデートのバージョンは4.88が最新で、ファイル名は「PS3UPDAT.PUP」となっています。

USBメモリの中にフォルダ「PS3」を作成し、その中にフォルダ「UPDATE」を作成します。その中にダウンロードした上記のアップデートファイルを保存します。

下記のアドレスから「PS3アップデートをダウンロードする」で入手します。
https://www.playstation.com/ja-jp/support/hardware/ps3/system-software/

ちなみに私が使っているのは、BUFFALOのUSBメモリで32GBで1000円以下のお買い得品です。

作業の流れ

  1. ファイルのバックアップ
  2. SSDへ交換
  3. PS3立ち上げ
  4. データの復元

ファイルのバックアップ

  • トロフィーデータをサーバーと同期
  • USBメモリにデータをバックアップ

トロフィーデータをサーバーと同期

トロフィーデータはTOPメニューから「PlayStationNetwork」→「トロフィーコレクション」と進み、オプションメニューの「サーバーと同期」を選択します。

USBメモリにデータをバックアップ

USBメモリを本体に接続し、TOPメニューから「設定」→「本体設定」→「バックアップユーティリティー」に進みます。
「バックアップ」を選択して進めていくとバックアップできます。

今回、私の場合はHDDが壊れてしまったので省きました。

SSDへ交換

電源などのケーブルはすべて外します。

電源ボタン側の側面のカバーを外します。
カバーの両端を押しながらスライドさせると外しやすいです。

青色のねじを外します。

取っ手を引っ張りケースごとHDDを取り外します。

ケースの裏側の4つのねじをはずし、SSDと入れ替え、ねじ止めします。

あとは取り出しと逆の手順でケースを戻し、カバーを取り付けて交換は完了です。

5-10分あれば終わります。

PS3立ち上げ

再びケーブル類をセットして、PS3を起動します。

コントローラーのつなげた後、OSのセットアップの指示が出てきます。

先ほどのシステムアップデートが入ったUSBメモリをPS3に接続し、「START」と「SELECT」を5秒間同時押しすると、アップデートが始まります。

あとはアップデートの指示に従って進めます。

データの復元

PS3が無事に立ち上がったところでデータを復元します。

復元は、TOPメニューから「設定」→「本体設定」→「バックアップユーティリティー」→「リストア(復元)」と進みます。

すると、「リストアする前に本体ストレージ内のデータがすべて削除されます。」と表示されるので「はい」を選択します。

最初にバックアップしたUSBメモリを選択し、バックアップデータを選択します。

最後に「本当にリストアしますか?」と表示されるので、「はい」を選択すると復元が始まります。

これで元に戻ります。

私の場合はバックアップが無かったのでセーブデータは無くなりましたが、ダウンロード版のソフトはもともとのアカウントでログインして再ダウンロードしました。

体感速度が変わったところ

ゲームのインストール時間がかなり早くなったと思います。

HDDの時は1GBの更新が入ると1-2時間は覚悟していましたが、SSDでは数十分程度。これはさすがに早いと感じました。

まとめ

今回はPS3のHDDをSSDに交換する方法を紹介しました。

ゲームだけでなくBlueRayの映画も見れるPS3はいまだに重宝しているので無事に直ってよかったです。