SSD(ソリッドステートドライブ)は、パソコンの動作速度を飛躍的に向上させることができる重要なパーツです。
しかし、市場には多種多様なSSDが存在し、どれを選べばいいのか迷ってしまうことも。
この記事では、コストパフォーマンスの高い内蔵SSDを種類別に紹介します。
SSDの特徴
SSD(Solid State Drive)は、データを保存するためのフラッシュメモリを利用したストレージデバイスです。
従来のHDD(Hard Disk Drive)と比較して、SSDは機械的な動きがなく、速度、耐久性、信頼性に優れているのが特徴です。
SSD (ソリッドステートドライブ) | HDD (ハードディスクドライブ) | |
---|---|---|
価格 | やや高い | 低い |
アクセス速度 | 速い | 遅い |
動作音 | 無音 | カリカリ音 |
重さ | 軽い | やや重い |
コスパ重視で選ぶM.2 SSD
EXCERIA G2 NVMe™ SSD(キオクシア製)
その他M.2 SSDとの比較【性能・価格】
同じスペックのM.2SSDを比較すると下記の表のようになります。
メーカー | KIOXIA (キオクシア) | SP (シリコンパワー) | Samsung (サムスン) |
シリーズ | EXCERIA G2 | スタンダード | 980 |
容量 | 500GB 1TB 2TB | 512GB 1TB 2TB | 500GB 1TB |
インターフェイス | PCIe Gen3.0 NVMe | PCIe Gen3.0 NVMe | PCIe Gen3.0 NVMe |
最大読み込み速度 | 2,100MB/s | 2,200MB/s | 3,500MB/s |
最大書き込み速度 | 1,700MB/s | 1,600MB/s | 3,000MB/s |
保証期間 | 5年 | 5年 | 5年 |
参考価格※ (500GB) | 5,480円 | 6,280円 | 8,263円 |
参考価格※ (1TB) | 8,980円 | 9,980円 | 14,616円 |
参考価格※ (2TB) | 16,980円 | 22,932円 | ー |
EXCERIA G2 NVMe™ SSDのQ&A
どんなメーカー?
キオクシアは東芝の半導体メモリ事業が分かれてできた会社です。
国内企業なのでメーカーとしては安心できます。
安いけど、性能は大丈夫?
性能的にはエントリー向けになりますが、HDDと比べると圧倒的に高性能です。
ページ上部の一覧表を参考にしてください。
EXCERIA G2ラインナップ
EXCERIA G2 500GB
EXCERIA G2 1TB
EXCERIA G2 2TB
コスパ重視で選ぶ2.5インチ SSD
HDDからのアップグレードで使用される2.5インチSSD。
コスパの高い2.5インチSSDを紹介します。
EXCERIA SATA SSD(キオクシア製)
その他2.5インチ SSDとの比較【性能・価格】
コストパフォーマンスの高い2.5インチSSDを比較してみます。
メーカー | KIOXIA (キオクシア) | SP (シリコンパワー) | Crucial (Micron) |
シリーズ | EXCERIA SATA SSD | A55 | BX500 |
容量 | 240GB 480GB 960GB | 128GB 256GB 512GB 1TB 2TB 4TB | 250GB 500GB 1TB 2TB |
インターフェイス | SATA | SATA | SATA |
最大読み込み速度 | 555MB/s | 500MB/s | 540MB/s |
最大書き込み速度 | 540MB/s | 450MB/s | 500MB/s |
保証期間 | 3年 | 5年 | 5年 |
参考価格※ (500GB) | 5,480円 | 5,980円 | 6,755円 |
参考価格※ (1TB) | 8,980円 | 11,480円 | 10,606円 |
参考価格※ (2TB) | ー | 17,736円 | 18,990円 |
EXCERIA SATA SSDラインナップ
EXCERIA SATA SSD 500GB
EXCERIA SATA SSD 1TB
SSD選び Q&A
SSDを選ぶときに特に悩むポイントについてまとめました。
M.2 SSDと2.5インチSSD どちらを選べばいい?
M.2と2.5インチは取り付ける場所で決まります。
- マザーボード取付・・・M.2 SSD
- HDDとの入れ替え・・・2.5インチSSD
SSDの規格はどう選べばいい?
下記のページにSSD規格をわかりやすくまとめました。
Gen3よりGen4の方がいい?
規格としてはGen4の方がアクセス速度が速いです。
その分、金額も高く、マザーボードがGen4に対応していることも必須になります。
SSDがGen4であってもマザーボードがGen4非対応の場合、Gen3相当の速度に落ちてしまいます。
通常使用であれば、Gen3でも全く問題ありません。
容量の大きさはどれがいい?
SSDの容量で悩む人は多いと思います。
結論から言うと、予算の中でできる限り大きい容量のもの(1TB以上)を選ぶことをおススメします。
写真や動画、ゲームにしてもデータサイズが大きく、最近は正直500GBは少なく感じています。
まとめ
今回はコストパフォーマンスの高い内蔵SSDについて紹介しました。
現状、キオクシアSSDが最もコスパの高いSSDで、容量はできるだけ多きいものを選ぶのがオススメです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。