【WordPress】Conohaでファイルを手動バックアップする方法

思いもよらない原因でデータを失わないためにWordPressデータのバックアップは重要です。自動でバックアップする方法もありますが、いざというときには手動でのバックアップも有効です。

今回はwordpressのファイル構成とConohaでの手動バックアップ方法について紹介します。

WordPress のファイル構成

手動でバックアップにあたりWordPressのファイル構成を理解することは大切です。

WordPressを構成するファイルは「WordPressファイル」と「データベース」の2種類があり、バックアップ方法が異なります。

一覧表にまとめると、こんな感じです。

	ファイルの種類	ファイル操作
WordPressファイル	WordPress本体やテーマ、プラグイン、画像データ	FTPソフト
データベース	WordPress設定情報や記事、コメントなど	phpmyadmin

WordPress ファイルにはWordPress本体やテーマ、プラグイン、画像データがあります。

このファイルはサーバー上でフォルダで管理されています。

バックアップは、FTPソフトを使ってサーバーと自分のPCを接続してファイルをダウンロードして行います。

データベースにはWordPress設定情報や記事、コメントなどが保存されています。

これらのデータはmysqlと呼ばれるデータベースで管理されていて、ブラウザ(Googlechromeなど)からアクセスすることができます。

バックアップはブラウザでサーバーのphpmyadminなどを操作しデータベースをダウンロードして行います。

ここからはレンタルサーバーConohaを例にバックアップの方法を説明します。

まずFTPソフトでサーバー側に接続できるようにConohaの管理ページでFTPアカウントを作成して準備しておきます。

Conohaにログインして「サイト管理」→「FTP」と進み、右上の「+FTPアカウント」をクリックします。

ユーザー名、パスワードと接続許可ディレクトリを設定します。
接続許可ディレクトリは「ディレクトリ指定」にして「public_html」と入力します。

入力が終わったら「保存」をクリックして保存します。

FTPアカウントの情報はあとで使用するのでブラウザは開いたままにしておきます。

FTPソフトはPCとサーバー(今回はconohaサーバー)を接続して、簡単にデータをアップロードしたりダウンロードしたりすることができます。

今回は無料のFTPソフト「FileZilla Client」を使用します。

詳しくはこちらを参考にしてください。

FileZillaの設定は先ほどのサーバーのFTPアカウントの情報を使用します。表のように対応しているので各項目を入力していきます。